スマヲタです

信じていれば どこかできっと会える

72時間ホンネテレビの3日間 - お互い長生きしようね

愛してる 愛してる いつまでも 吾郎さんのことを

呼んでいる 呼んでいる 呼んでいる いつも慎吾を胸の中で

 

グランドフィナーレのノンストップライブで20曲目に歌った、米米CLUBの愛してるの歌詞を「吾郎さん」と「慎吾」に替えて恥ずかしそうに、ちょっと笑っちゃいながら歌うつよぽんが、3人が、とても愛おしくて懐かしくて、私は涙が止まらなかった。

 

 

11/2~11/5の3日間ぶっ通しの生放送で"稲垣・草彅・香取3人でインターネットはじめます!視聴者の皆さんの声にホンネで応えていきます"をテーマに「72時間ホンネテレビ」が放送された。放送されて1週間が経とうとしているけど、まだ余韻が抜けないくらいに、すごく濃密な時間で幸せな時間で、72時間本当にあっという間だったな~と思います。語りたい場面はたくさんあって、印象的な場面もたくさんあって、本当に一生忘れたくないなっていう言葉もたくさんある。 

 

 

総視聴者数:7400万超、Twitterトレンド入り総数:総計107個、

稲垣吾郎アメブロ3日間連続総合ランキング1位獲得、

草彅剛YouTube:3日間でアップした動画の総再生回数536万回、

香取慎吾Instagram:3日間でフォロワー100万人突破、「いいね」総数1億426万

 

 

3日間で残した「数」としての記録はやっぱりすごいものがたくさんあって、始まる前は批判も含めてたくさんの声があったと思うけど、これだけの数字を結果として残しているのは本当にすごいことでさすがだ、と素直に感動した。

そして、何よりも、3日間で更新したブログの回数49回、YouTubeにアップした動画の数28本、投稿したインスタの数99回という数字に、彼らの愛を感じずにはいられない。SNSを楽しんでいるというよりは、SNSを通してファンと繋がることを楽しんでいるのではないか、と個人的には思っている。SMAPってそういう人たちだ。

 

 

 
焼肉An?年末の話?いや今さらいいよ…と思ったし、それまで楽しかった雰囲気が突然ピリッとした感じがして、3人の顔に緊張感が生まれた気がして、なんだかなあ…と正直思った。でも、そんな時間に彼らは、ずっと胸にしまっておきたくなるような、まさに彼ららしい言葉をたくさん残してくれていたような気がする。
 
「これからどうしていきたいか?今現在どんな気持ちか?」に対して慎吾は、
 

幸せすぎてびっくりしている所がありますね。こうしようと決めた時って、本当にゼロになろうと思ったんで。2人ともいっぱい話したんですけど、2人とか3人とかじゃない、と。個人個人の人生だから。さあどうしていこうか、といった時に思った気持ちの先が一緒だったんですかね。だから今もこうして一緒にいるんですかね。 

 

と慎吾は話した。考えながら、ひとつひとつ言葉を選びながら、きっと言っちゃいけないことと言っていいことのギリギリの境界線を越えないように、でも決して嘘のない慎吾の言葉は心にドシッときた。"ゼロになろうと思った"という言葉は、どれほどの覚悟を持って今の道を選んだのだろうかと彼らの気持ちを想像すると涙が出てきたし、"思った気持ちの先が一緒だった"という言葉は、これは、ファンの希望的観測と言われたらそれまでだが、SMAP再始動を意味しているのではないか、と思ってしまった。

 

 

 

「アイドルについて」

 

吾郎さん→ごくわずかな人間にしか与えられない称号なので。グループ名がないということを考えると歌っていいのか、自分で自分のことを「アイドル」と言っていいのかっていうのはわからないですけど見てくださっている人が「アイドル」だと思ってくださればいつまでたっても、おじいちゃんになっても、その人のアイドルなのかな

つよぽん→僕らにとってマチャアキさんはアイドルですよ。心をときめかせてくれる人は年齢問はずアイドルなんじゃないかなと思います。

慎吾→僕はアイドルです。僕は小学生の頃からここにいるんで、ここでしか生きてこなかったんで。でもどこかアイドルの捉え方が違っているのか…アイドルって象徴だと思うんで。そこに1人2人と応援してくれていてくれることって素晴らしいしそこに年齢はなくて、象徴と呼ばれるアイドルがなんで嫌なのか、100人10人1人の応援してくれる人がいなかったら僕は生きていけないですから。その人が、1人でもアイドルだと思ってくれている以上は象徴であり続けたいですね。(責任があるということだね?という言葉に首をかしげながら)うーん、ここで育てられましたから。それが居心地がいいですし。

 

それぞれ違う言葉でアイドルを表現しながらも、アイドルについて考えていること、思っていることは本当に綺麗なくらいぴったり同じで、そして彼らは、求めている人たちがいてくれるなら、一生、おじいちゃんになるまで、アイドルで居続けてくれるに違いない、と私は確信した。

年末、ファンクラブに公開した直筆のメッセージで木村拓哉はこう書いている。「みんなが居てくれたから、求めて待ってくれていたから、やって来れた気がする」と。SMAPはとことんSMAPで今も何にも変わっていないんだな、と再確認できた時間だったのかもしれない。

 

 

 

 

72時間の中で一番の見どころはどこか?と聞かれたら、多くの人が森くんと4人が共演した所だと答えるのではないだろうか。3人が浜松オートレース場に足を運び、車券を買い、そしてレースを終えた森くんと再会する。「森くん」がトレンド世界一位になる。すごいことがありすぎて、一周回ってもうどこがすごいのかわからなくなった。

レースを終えた森くんを待っている3人の元に森くんが駆けつけて抱き合う場面は、たまらない気持ちになった。嬉しいだけじゃないし、悲しいじゃないし、悔しいでも、良かったという気持ちでもない。なんとも言えない気持ちになった。「パーフェクトビジネスアイドル」と自称している香取慎吾が、一瞬カメラの存在を忘れたように、感情が溢れ出したかのように、森くんに抱きついた場面は、どれだけ会いたかったのだろう、どれだけ大好きなんだろう、と思うと涙がでた。

その後4人で食堂に行き、宿舎に行き、横断幕の前で写真を撮り、森くんのバイクを見に行って4人で昔話をしたり、あの時は…と過去に思いを馳せながら話す場面は、感慨深いものがあった。

 

 

 

  • 72時間グランドフィナーレ    3人だけの72曲生ライブ

 

 

「僕たち曲がないんで」というつよぽんの言葉に胸がつぶれるような思いになりながら、発表された72曲ライブ。

ファンに囲まれている3人をみるのは本当に久しぶりで、3日間ほとんど眠らずにいる3人の体力は限界であるはずなのに曲が進むにつれて、顔は輝きだし、歌声はのびのびしていく彼らをみて、やっぱりスーパーアイドルだと思った。SMAPの歌は歌えない、でも心を込めて歌い心を届けることはできるといったように、一生懸命、時々涙ぐみながら歌う3人の姿に胸を打たれた。

2014年SMAPが司会を務めた27時間テレビのラストに行われた、ノンストップライブのラスト3曲は「CRAZY FIVE」「BEST FRIEND」「Can't stop LOVING!!」だった。C5で5人の存在を示しながらも、ラスト2曲はしっかり6人のSMAPを強調しているこのセットリストを見た当時、中居正広の6人のSMAPへの愛を痛いほど感じたものだった。

 

今回の72曲生ライブのラストに歌われた3曲は、坂本九さんの「上を向いて歩こう」、忌野清志郎さんの「雨上がりの夜空に」、そしてラストは72時間ホンネテレビのテーマソング「72」だった。「上を向いて歩こう」では慎吾は涙で歌えなくなった。私の記憶の中で、こんな慎吾をみるのは初めてのような気がする。「上を向いて歩こう」は、スマスマのSliveで久保田利伸と歌ったのが記憶に新しい。この収録を終えた後にスマスマの最終回で放送された「世界にひとつだけの花」の収録がされたという報道があった。私たちが思い出すくらいなんだから、3人は何倍何十倍の思い出が思い出されたのだろう。

「雨上がりの夜空に」が71曲目にきたのは驚いた。ラストは番組のテーマソングの「72」だということは安易に想像できたため、実質ラスト曲ともいえる71曲目に忌野清志郎の「雨上がりの夜空に」がきたのにはどのような思いが込められているのだろう。もちろん、スマスマで歌われた曲の一つだし、3人にとっても5人にとってもそれぞれ思い出深い曲の一つであることは言うまでもない。「雨上がりの夜空に」を忌野清志郎と共作した仲井戸麗市は、「雨上がりの夜空に」は""絆と友情の大きな証しのようなもの""と言っている。つまり、この曲は、女性の比喩として自動車を用いた歌でありながら、共作した2人の「絆と友情」の象徴の歌でもあるということだ。そして個人的に感じたのは、「雨」と「夜空」ときたら、SMAPの、あの楽曲たちを連想せざるをえないのではないか、と。

SMAPの曲を歌うことはなかったが、選曲されたものに、5人を感じないということの方が難しいほど、5人を、中居木村を感じた。SMAPの曲を歌えないからこそ、SMAPを彷彿させた。

 スマスマのSliveを思うとセットや照明は比べものにならないくらい単純なものだったし、歌だって決して上手いとは言えない、ダンスも相変わらずバラバラだったけれど、胸を打たれた。言葉にはできないくらい、胸を打たれ、痛いほど想いが伝わってきた。

 

 

ライブを終えて、出演者の方からのメッセージを見終わった3人の顔を見た時、何とも形容しがたい感情になった。静かに涙を流す慎吾、一生懸命こらえるつよぽん、溢れ出した涙が止まらない吾郎さん。3人が背負ってきたものの重さ、プレッシャー、覚悟の大きさは言うまでもなく、本当に大変な時を過ごしてきたんだと思った。

「3人だからぐっとこらえて強くなって前に進んでいきたい」と話すつよぽんの言葉に、抱えている不安や悲しみ寂しさの大きさを感じた。悲しいし不安だし、それでも必死で前を向こう、と前に進もうとしている姿を目の当たりにしたとき、私は、どこかで去年からファンである自分が一番つらいと思っている所があった気がするが、彼らが抱えていた悲しみ辛さは、ファンの比にならないくらいの大きさだったんだと改めて思った。

「ずっとボロボロだったからね。ずっとボロボロだった僕らを皆さん支えてくれて僕らここまできたから 」と慎吾は笑いながら言った。この言葉を聞いて、私は自分がどんなにボロボロになったとしても彼らをずっと応援していける気がした。

 

 

 

 

 

72時間は長かったような、短かったような、あっという間といえばあっという間だった。まだまだ言いたいことは尽きないし、語りたいことは本当にいっぱいある。72時間ほとんど見たが、3人は私の好きなままの3人で安心したし、これからどんなことが待っていたとしても応援し続けたいと強く思った。そして、信じることは闘いだと改めて思った。憎しみや誰かを標的にする方が自分の気持ちも楽になるだろう。たしかに、信じることは苦しくてきつくて難しい時もあるが、挫けそうになりながらも、信じ続けたら、少しずつ道は拓けてくるんじゃないか。そして、彼らは必ず、必ず、道を拓いていってくれる人達だと私は確信している。

 

 

 

「吾郎さん」「慎吾」と歌詞を替えて歌われた米米CLUBの愛してるは、最後3人でこう口ずさんで終わる。

 

 

見つめてる 見つめてる みんなのことは 全てわかるさ

 

 

 

「みんな」、つまり、ファンのことを「すべてわかる」と歌った3人。

5人になる未来を、6人の姿を見れる日は確実にくる、と確信した72時間だった。

 

 

 

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